善悪と幸福不幸 幸福になれない善人が陥る落し穴

17 創作物

善悪という概念は人間だけにあるのではない。

群れを作り組織的に行動する全ての動物に善悪という概念は存在する。
群れを維持するのに不適切な行動を悪と評する、それ以外の行動を善と評する。

人間においての善悪もこれと同じである。
そして、この組織の善悪と個人の幸福不幸とは必ずしも一致しないのである。

不幸な罠に陥る人がいる。
このような人は人間社会における善を貫くだけで幸福になれると思い込んでいる人だ。
別の言い方をすると、今の社会システムに致命的な歪みがあるために、このシステムの中で善を貫いたとしても、その人にとっては幸福ではないということが往々にしてあるのである。

この社会システムの歪みは目に見えることがある。
それをめがけて 次のような発言をすることもあるだろう。

時代が悪い
組織が悪い
環境の人間関係が悪い

これはその通りで、人が群れを作って生活する中で、その群れを維持する観点から不適切な行動をする人もいるのだ。
これに対して先の発言のように自分以外の何かが悪いと言い続けるだけで、その不満を解消する動きを一切していないことはその人を不幸にするのだ。

周りが悪いからという理由で、“目をつむり、耳を塞ぎ、口を閉ざす”このような行動をとって逃げているだけでは幸福にはなれないのである。

人は誰しも不幸になるために生きているのではない。
人は誰しも幸福になるために生きているのである。

それにも関わらず自分が不幸だと感じている人は、自分が逃げるばかりで不満を解消する行動をとっていないのではないかと、何度でも確認してみると良いのである。

組織の善悪と個人の幸福不幸とは必ずしも一致しないのである。
組織の善を貫きながら個人の幸福を追求する、個人が幸福になるためにはそれらを天秤にかけながらも調和を保つことが大切なのである。


あなたは善を貫いていますか?
あなたは幸福ですか?

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